デザイン制作を外注する際、失敗しないためのポイントは明確なゴールの設定と適切なコミュニケーションです。ゴールや要件を具体的に伝え、デザイナーとの認識を合わせることが重要です。弊社では、お客様との密なコミュニケーションを通じて、ご要望を的確に捉え、満足度の高いデザインを制作いたします。
目的とターゲットにフォーカスしてお聞かせください
デザインの目的とターゲットユーザーをシンプルにお聞かせください。
もちろんあまりわからない場合でも、「新規顧客獲得」「既存顧客満足度向上」など、大まかな目標で構いません。 ターゲット層も年代、居住地、関心事など、最低限の属性をお教えください。 不明な点がありましたら、こちらから積極的にお伺いさせていただきます。
一緒に理想のデザインを目指していきます。
あまり具体的な表現の依頼ではなく目的で指示することが大変に有効です
具体的なご指示をいただくお客様は大変多くいらっしゃいます。
非常にありがたいのですが、どのように表現するのかはデザイナーに考えさせた方が意外とうまくいく可能性が高まります。 むしろ、目的やコンセプト、伝えたいメッセージ、ターゲット層などを明確に指示していただく方が効果的です。 デザイナーはそれらの要件を満たしながら、 目的から表現方法を自由な発想で具体的な表現を検討することが可能になります。 その上で、デザイナーの提案に対するフィードバックをいただくことで、 徐々に理想のデザインに近づけていくことができます。
お客様とデザイナーの建設的な対話を通じて、お互いに満足のいくデザインを生み出せると確信しております。
参考例があればご提示をお願いします
デザイナーに意向を正確に伝えるため、参考資料を可能な限りご用意いただければと思います。
自社の製品カタログ、気に入ったデザインの写真、業界の参考事例など、あらゆるものが有効です。 「こんな雰囲気がいい」とイメージを共有できれば、デザイナーも作業がスムーズになってきます。 特に自社の既存デザインと比較しながら、変更を希望する部分と継続したい部分を具体的にご指摘いただけると、 デザイナーも方向性を捉えやすくなります。 また、ターゲット層が実際に参考にしそうな媒体から気に入ったデザイン例を抜粋するのも良い方法です。
参考資料の数には限りはありません。 ご自身の感性に合ったイメージをデザイナーに確実に伝えたい場合は、 躊躇なくたくさんの事例を集めていただいて構いません。
多様な資料から、お客様の本当のニーズや好みを汲み取ることができます。 また、デザイン案ができた段階で、こちらから類似デザインのサンプルをお見せし、 イメージの確認を行うこともできます。 お互いに具体例を示し合いながら、完成イメージに近づいていけると考えています。
ぜひ多くの参考資料を心おきなくご提示ください。
お客様個人の好みだけでなく、利用者の視点を重視してください
デザインの最終目標は、お客様自身の好みを完璧に叶えることだけにあるのではありません。 より重要なのは、狙ったターゲット層のユーザーに受け入れられ、コンテンツやサービスの価値を最大化することです。
たとえお客様個人の好みを100%満たすデザインができたとしても、 実際のターゲットが共感できなければ意味がありません。 トレンドから外れていたり、ターゲット層の嗜好から離れすぎていれば、離脱者が増える可能性があります。 そこで私どもとしては、お客様の意向を汲み取りつつ、 サイト訪問者の反応を常に意識したデザイン提案を心がけています。
ユーザビリティテストやアクセス解析を行い、実際に共感が得られるかを確認することが不可欠です。 デザインはお客様とデザイナーの協業によって生み出されるものですが、 最終的には利用者の満足度が何より大切です。
大変難しいのは重々承知で書いておりますが、個人の主観を優先しすぎず、 常にユーザー視点でデザインを客観視することが、 デザイン制作依頼で最も大事なことだと考えています。